【Issue #24】Mac in a Sac「Origin」は、自転車にバッチリな一着
Mac in a Sacの代表モデル「Originジャケット」は、パッカブルで軽量ながら、透湿防水生地を使用したレインジャケットです。
ハイキング、ランニング、トラベルなど、さまざまなシーンで使えるオールマイティなジャケットとして世界中で人気を博しているモデルですが、最近、自転車に激ハマり中の私からすると、「これ、自転車乗りに最適じゃない?」と思わせるポイントがいくつもあります。

まずは、持ち運びやすさ
自転車で走る際には、出発するときは晴れていても、途中で急に雨が降ってくることもしばしば。
都市部は暖かくても、山間部に行くと意外と肌寒かったりすることもあります。
そんなときのために、レインジャケットやウインドシェルをバッグに入れておきたいところですが、荷物はできるだけ増やしたくありません。
Originジャケットはパッカブル仕様なので、収納袋に入れるとかなりコンパクト。
ハンドルバーバッグやフレームバッグにも入るサイズ感で、私はフロントバスケットにいつも入れています。
もちろん、もっと防水性の高い高性能なジャケットは市場にいくらでもあります。
ただ、そういったジャケットはどうしても嵩張るので、「今日は絶対に雨が降る」と分かっている日以外は、あまり自転車ライドに持っていこうとは思いません。
降るか降らないか微妙な日に、Mac in a Sacの「とりあえず持っていく」ができるサイズ感は、自転車乗りにとってかなり大きなメリットです。

急な雨にも、気温の変化にも
Originジャケットは透湿防水仕様。
急な雨に対応できるのはもちろんですが、薄手で軽量なので、雨具としてだけでなく、気温が下がったときや風が強いときのウインドブレーカー的な一枚としても使いやすい。
特に春や秋など、走り始めはちょうどいい気温だったのに、日が落ちると急に肌寒くなるような季節には、バッグから取り出してサッと羽織ることができます。
自転車では、天候や気温が変わったときに「すぐ対応できる」ということが結構助かります。
Originジャケットは、そんなときのための一枚として非常に使いやすいジャケットです。

ドロップテール
Originジャケットは、背中側の裾が長くなった「ドロップテール」を採用しています。
前屈みになったときに背中が出るのを防ぐためのデザインですが、これが自転車にも最適。
自転車に乗ると前傾姿勢になるので、通常のジャケットでは背中や腰が出やすくなります。
その点、後ろ側が長いOriginジャケットなら、前傾姿勢でも背中や腰をカバーしやすい。
さらに、背中と腰部分にはリフレクターがプリントされているので、夕方や夜のライディングにも安心です。

デザイン
Originジャケットで個人的に気に入っているのが、この雰囲気。
どこかチープで、少しレトロ。
いい意味で、最近のアウトドアメーカーのジャケットとは違う空気感があります。
私はもう、古着だと思っています(笑)。
最新のテクノロジーを前面に出した、シャープでスポーティーなアウトドアウェアとはちょっと違う。この「少し力の抜けた感じ」が、Originジャケットの面白さだと思います。
サイクルウェアというと、どうしても機能性を追求したスポーティーなデザインが多くなります。もちろん、それはそれで格好いい。
でも、街を自転車で走るなら、あまり本気すぎないウェアのほうが普段の服にも合わせやすい。
Originジャケットなら、サイクルウェアっぽくなりすぎず、ジーンズやチノパンなどにも合わせやすい。
自転車を降りたあと、そのまま街を歩ける。
この気軽さも魅力です。
だから、私のような90年代MTBに乗っている古着好きには、めちゃくちゃ刺さるんだと思います。
私だけかなあ?
結構そういう人、いますよね?

欠点もあります
もちろん、いいことばかりではありません。
軽さとコンパクトさが最優先
透湿防水生地を使用していますが、軽さとコンパクトさを優先しているため、裏地はありません。
そのため、GORE-TEXなどの高性能生地を使用したジャケットに比べると、どうしても蒸れます。
出発前の天気予報で強い雨が予想される場合は、高性能な透湿防水ジャケットを持っていくほうが安心だと思います。
でも、雨が降るのかどうか分からないけど、念のためレインジャケットを持って行っておきたい。
そんなときには、Mac in a Sacが最高です。
だから、これは欠点というより使い分けですね。
アウトドアでは、適材適所で道具をうまく使い分けるのが大切。
レインジャケットも同じですよね。
フードが小さい
もうひとつ、惜しいと感じるのがフード。
フード付きなので雨の日には便利なのですが、サイズが小さめです。
そのため、ヘルメットをかぶった状態で、その上からフードをかぶることはできません。
自転車用として考えるなら、ここはもう少し大きければ完璧だったと思います。
とはいえ、フードを使わないシーンでは特に問題ありません。
「自転車専用じゃない」からこそいい
Originジャケットの面白いところは、サイクルウェアとして作られているわけではないのに、サイクリストにとってうれしい要素がかなり揃っているところ。
パッカブルで軽量。
薄手で持ち運びやすい。
透湿防水で急な雨にも対応できる。
後ろの裾が長いドロップテール。
背中と腰にはリフレクター。
そして、ちょっとレトロで、どこか力の抜けたデザイン。
ハンドルバーバッグに入れておいて、天気が怪しくなったらサッと取り出す。
結構スマートです。
個人的には、「自転車に乗るためだけのジャケット」ではなく、「自転車にもバッチリ使えるジャケット」いうところがOriginジャケットの魅力だと思います。
サイクリングのためにウェアを一から揃えるのではなく、普段着としても着られて、ライトハイクや釣りや旅行にも気軽に連れていけて、いざというときに雨や風から守ってくれる。
そんな一着を探しているサイクリストには、ぜひおすすめしたいジャケットです。
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